・スムースな書き味は廉価スチールニブ史上最高(ラミー・サファリとは別次元)
・もっと廉価な『カクノ』と同じニブ。すげ替えも可能。
・F、Mともにインクフローがとても良いため「渋めのフローで細い字を書き込みたい」人には字幅が太い。
・お尻にポストしたキャップがしっかりはまらず外れやすい。書いている内に転がり落ちる。正直最悪。
・スチールの本体が、冬場マジで冷たい。冷え症にはバカに出来ない。持ってられないくらい辛い。樹脂製のものは全く冷たくない。
・パイロットの『M』の特徴なのか、「縦横の字幅に微妙に強弱が付く」。
スタブとかカリグラフィニブの字体を好まない(普通に書くには不自然に感じる)ので不快。
以上、「書き味は素晴らしいが、機能的に普段使いには諸々適さない」万年筆と言える。
あまり細かい事にこだわらないアメリカで受けているのが解る万年筆。