市松模様は、実際に障子を立ててみたとき、ある種感動的に部屋の雰囲気が変わった。今まで無地の白だったからか、まったく部屋全体の雰囲気に洒落が出た。下手なリフォームより、格安で2畳ほどのスペースが変化する。他の模様はわからないが、この市松模様は透け感も含めてデザイン性がいい。
ただしプラスチック障子紙は、後で水をかけてしわを伸ばすことができないので、最初に貼る段階でたわみ無く均一にするのがひどく難しい。どこかしらに若干のたわみが出るとは思うが、できるだけ均一に神経をすり減らして貼っていった。最後のあたりにしわが生じたが、実際にふすまを立ててみると、目立たない。さらに一週間ほどで若干のしわが、紙の障子紙ほどではないが、ピンと張ってきたように見える。