鹿児島の、とある料理屋の若主人が「これ、呑んでみて」と出してくれたのがこの『みなんかた』でした。一口呑んで、大ショック!自分が今まで思っていた「芋焼酎」の概念を根底から覆されました。この甘さ、旨さ、コク、広がり・・・。それをとっても「未体験ゾーン」・・・。以来、この銘柄は私のオススメナンバーワンです。
先日、私が勤める飲食店(横浜)に薩摩酒造さん(この銘柄の製造元)の営業マンがたまたま遊びにきて「あれ?なんでコレがあるんですか?」と尋ねられました。なんでも濾過せずに瓶詰めしており、特に品質の劣化を嫌う焼酎なので、メーカーさんの目が届く鹿児島県外には出荷していないとのこと。ショップの商品紹介にも「三ヶ月以内に飲んで下さい」と書かれていますが、こんなことを注意書きされている焼酎はごく僅かですよね。なるほど、旨さと鮮度は表裏一体なのか・・・と思わされました。
仕事がら、私も色々な銘柄に触れますし、努めている飲食店でお客様に様々な銘柄をご紹介しますが、とくにこの『みなんかた』は驚きをもって迎えられています。焼酎通を自認される方でも誰しもご存じない・・・そういう逸品を紹介してくれているこのショップさまにも大・大・大感謝★デス!