文庫本にしてはかなり分厚いこともあって、もう何年も”積読”状態になっていたのですが、先日やっと読み始めたらとても面白くて一気に読んでしまいました。（因みに映画は見ていません） 物語の展開も伏線の回収も、流石池井戸作品！という位見事で、読みながらワクワクしました。 今まで読んできた池井戸作品の中でも、結構好きな部類です。

彬の叔父2人と弟・龍馬が愚かな行動をする度「あほー」と心で叫びつつ読んだ。彼らは社長の器ではないのだろう。兄に対するコンプレックや対抗心は分からない訳ではないけど…。 瑛は子供の頃に大変な思いをしたけれど腐らず、自分のような人を助けたいと銀行員になり実行している、カッコいいな。 ガシャポンとは最初はアレだったけれど、一生の友人になった。 彬と瑛とガシャポン、凄い！ 稟議書の部分は流石に元銀行員の池井戸さんだな。

生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まったーー。 【お勧め度】★★★★★ 最近で一番ハラハラドキドキで、面白かったよ。

夫に依頼されて、買いました。文庫オリジナルだそうです。705ページあります。長いですよ。でも面白そうです。ポイント3倍でした。

2人の展開が早くて結構面白く読めました。登場人物はいつものようないやらしいのがいて、最後は正義の味方的な・・・

すごくおもしろかった。読後、爽やかなのがいいです。分厚いですが、一つの章が、適度な長さなので、あっという間に読み終えました。

ページ数が700頁を超える長編作ですが、読み始めると話の展開が気になり、短期間で集中して読んでしまいました。 本作品を読む前は、表紙がポップなイラストだったので、池井戸さんが新たな作風にしたのかと思っていましたが、そんなことはなく、銀行が絡む期待どおりの路線でした。 また、本作品は、2人の主人公の視点により、ストーリーが展開されていくところが、臨場感があって面白かったです。

さすがは池井戸先生かと思うストーリーです。アキラとあきらが対決のイメージが強かったのですが、そんなことはなく、どちらも前向きにひたすら頑張る姿がよかったです。

結構ページ数が大きいけど、一気に読めてしまうハラハラ、ドキドキで大変面白かったです。 あきらとアキラがどうかかわっていくのか？楽しみでしたが、なるほど‼と言う感じでした。

池井戸潤先生の作品は全て読んでいる。この作品は池井戸潤先生らしい作品で一気に読めました。早く、次の新刊出ないかなあ。

一昔前の時代設定（そのころの小説）ですが、時代をさかのぼって社会現象などがわかり楽しく読めました。 池井戸氏の20年来のファンとして、ここまで多くの人々に支持されてうれしいです。

久しぶりの池井戸作品。 王道の銀行絡み。 二人の主人公、そしていつもの細かい人間設定。 素晴らしいとともに、最初は胃が痛くなりました。 でも、少しずつ、いつもような路線に。 人生は、ホント、山あり谷ありです。 その苦しい時をいかにして乗り越えるか、そして、そういった経験がその人の生きる上での指針になる。 本当に、面白く、痛快ながらも、生きることの難しさを教えてくれる作品ではないでしょうか。 ま～、下町工場スタートは、ある意味王道ですがね。

町工場の長男・瑛。海運会社の御曹司・彬。違う境遇に育った二人のアキラが、同じ銀行に入行。研修でともに優秀さを見せつけ、その後、バブルを経て…７００ページに及ぶ長編の文庫だが、まったく退屈させずに読ませる腕はさすが。脇役のキャラが際立っているし、泣かせどころも心得ていて最高のエンタメ小説。こうした作品があってこそ直木賞に結び付いたのだろうと合点が行く。

わくわくしながら、読むことが出来ました。

ものすごくおもしろかったです。 アキラとあきらがどう関わっていくのかな。。。と思いながら読んでいましたが、別々の人生を生きてきたアキラとあきらが・・・という結論にも大満足でした。

池井戸潤の作品は、95％は読破しています（ミスティだけは読む気になれなくて）。ん～、こちらはいつもの爽快感はなかったかなぁ…。ＷＯＷＯＷのドラマ、一応見ますけどね。

政治・経済・金融とか苦手な私でも、最後は「なるほど、そうすれば良いのね！」とスッキリと読み終えることができました。

同じ呼び名の2人の人生模様と、銀行での仕事の姿勢に、感銘しました

ずっと、本は図書館で借りるものでした。この本で池井戸潤さんが更に好きになり、手元におきたくなり、購入しました。

池井戸さんの作品では、毎度爽快な決着に驚かされますが、本作も期待に違わず面白い。

やはり池井戸潤さんの作品は面白いですね。 この小説は分厚いですが、あっという間に読破してしまいそうです。

池井戸潤の本にはまっています。これも面白いです。

池井戸作品は読み始めたら止まらないものが多いので困ってしまいます。これからの長い夜にはうってつけです。

2人のアキラ、どちらも優秀でこんな息子が欲しいと思いました。分厚い本ですが、あっという間に読んでしまい、とても面白かったです。

衝動買いでしたが、非常に面白かったです。 テンポ良く一気に読めました。 というより、展開が気になり一気に読んでしまいました！

銀行や経済の話は私に理解できるかな・・・と思いましたが、そこはさすがは池井戸さん。たいへんわかりやすく、おもしろかったです。金貸しとバンカーのちがいはなるほどと思いました。登場人物もキャラの立っている人が多くて、一気に引き込まれました。

到着時、文庫の厚みに少したじろいだが、読み始めると内容面白く一気読みしてしまう！ 池井戸作品は概ね読破したが、ＴＶ番組化向きとうなづける。

テレビ放映がとても楽しみ。 中盤から読むのをやめられなくなります

まだ読み始めたばかりですが、 池井戸作品は読みだすとやめられないので、期待して読み進めていきたいと思います。