北欧ミッドセンチュリーのインテリアに興味が出て、最近いろんな本を買ってますが、その中でダントツでひどい出来の本です。内容薄すぎて腹が立つばかり。30分以内で読み終わってほんとにがっかりでした。
楽天ブックスでは5つ星ばかりで、実態のあるレビュワーも評価していたので信用して買ったのですが、ア○ゾンを見ると、なんと26件のレビュー中、25件が1つ星、残りも2つ星とまれに見る超低評価。楽天ブックスのレビューは何なんでしょうね。
なぜそんなにアマ○ンで低評価になるのか、読んで納得。
狭い家に詰め込まれた家具。北欧インテリアと言っても、ヴィンテージ家具とマリメッコなどのグッズをただぎゅうぎゅうに並べて飾っただけというセンスのなさ。まるで狭いインテリアショップのディスプレイみたいです。生活感は薄く、書かれている収納のテクニックなどは、北欧インテリアとはまるで関係がない。
そして、しつこいぐらい「どこどこで買った」と説明の付いたモノ紹介が延々と続く。
疑問に思って、ブログを検索してみたら、なんと楽天ブログでした(笑)
ブログを見てまた驚愕。インテリアの話題はブログ全体の約半分だけで、残りの大半は楽天スーパーセールで何を買った、何を買おうという話や、出張で何を買ったという話題ばかり。そのインテリアの話題も、中身が薄くて、「先にブログを見れば、本は買わなかった」と心の底から後悔しました。
インテリアの本って、「まねしたいな」と思える写真や文章があればいいのですが、この本にはそういう箇所が見当たりません。ア○ゾンのレビューでも指摘されていましたが、基本的にモノが多すぎる。一人暮らしなのに、食器があんなに多いのはなぜでしょう。
こんな内容を恥ずかしげもなく本として出版した宝島社にもがっかりです。さすが、おまけ付きの雑誌を大量に出版している会社だけのことはあります。「人気ブログの待望の書籍化」とかキャッチコピーだけ考えたら、あとは内容なんてどうでもいいんでしょうね。
こんな腹の立つ本を買ったのは久しぶりです。
ちなみに、著者のブログは、2017年7月を最後に更新されていません。
ブログ休止のあいさつもなく、そのままになってます。
無責任そのものですね。