嵐のコンサートといえばみんなで盛り上がれる、楽しい、ポップなイメージが強かったが
今回は圧倒的に『魅せる』ショーの要素が強い。運営側によるペンライトの操作により観客席すら豪華なステージの一部のようになり、かと思えばモニターやステージが赤一色でシンプルにまとめられ嵐メンバーのダンスと妖艶さで魅せる曲もある。ツアータイトルのとおり和をテーマにした音楽、衣装の数々は日本人が見惚れる美しさ。音楽にのることを忘れて、真剣に見入ってしまう場面もあった。引きの画が多くメンバーの表情が見えないと不満も多いようだが、今回のツアーに関して言えば個人的には満足。嵐の、ジャニーズのエンターテイメント、松本潤の演出の凄さが見られる。むしろ、凄過ぎて嵐の存在が更に遠く感じる仕上がり。実際にコンサートに参加はできなかったので映像だけの感想だが、これは国内に留めておくにはもったいないツアーだと感じた。ぜひBlu-rayで見ることをおすすめする。