どうしても手当たり次第感が否めません。
買い物にしてもモノの選び方にしても、
とてつもなく品が無いように見えました。
「お金を掛け流行り物をまとえばお洒落」
では決してないはずで、
星さんのようにひたすら買い漁れば、
誰でもこの程度のお洒落は出来ます。
例えば可能であっても、
こういう投資の仕方をするような大人には、
なりたくないなぁと心底思いました。
それが母親ともなれば尚更です。
本当にお洒落な方は主役が御本人ですので
何を着ても素敵に映りますし、
見せるのに必死ではない分、
雰囲気からしてゆとりがあるものです。
ですがどうページをめくっても、
買い物に取りつかれた不自然なサイボーグにしか、
私には見えませんでした。
少しくらい手荒れやシワがあっても、
全身ファストファッションでも、
子供を最優先に想い、
「将来を見据えた今」を生きられる、
一般的な世の自然体のお母さんの方が、
よっぽどキラキラして素敵だなぁと思いました。
お仕事上、少しオーバーな描写なのかな?
とも思えるくらいでしたが、
いくら高価なブランド物に囲まれていても、
育児や私生活において、
プライスレスな犠牲が多ければ無意味に思えました。