上下巻同時に購入して、一気読みしました。物語に引き込まれました。

信長が本能寺で亡くなり不安から解放された等伯、その後は狩野永徳を始め狩野派との対立、頼りにしていた千利休が自刃、息子の死など、重なる悲劇に見舞われるが、全てを画業に打ち込んだ、長谷川等伯の生涯を描いています。 今後、等伯の作品に出会った時に此の作品を読んだ事でより深い感銘を受けることでしょう。

上巻同様おもしろいですね。さすがは直木賞を取っただけあります。等伯の気持ちが、よく伝わってきます。