著者の、20年以上にわたる、「潜入取材」も含めた、「民主化(民政移管)」以前・以後(~2015年まで)の、「ミャンマー(ビルマ)」の報告。
貴重(希少)な「経験(談)」だろう、と思うが、いっぽうで、著者の「文章(力)」(?)に、多少難があり、「読みやすい(日本語)」、とは言えない。
誤字・脱字、文章のねじれ、構成の杜撰さ、なども含め、「編集(者)」にも、やや「雑」な印象は否めない…(時間(予算)がなかったのかな(?))
とは言え、「ミャンマー(ビルマ)」という「国家(地域・文化・歴史等)」の全体(像)について、おおよその「知識(情報)」を得よう、という目的は、この一冊で、ある程度、果たすことができるだろう。
※著者のHPも有益(特に豊富な写真)。