祝!アニメ化再開といいたいところですが、流石に全盛期の頃のコミックスと相違し、レビュー数がとんでもなく激減しているのが少々悲しいです。
ただ、これまで長編といっても2-3巻が良いところで、加えて吉原炎上編からの長編は、既に夜兎王である鳳仙を出してしまったことが影響してか、クライマックスでも今一つ盛り上がらない印象だっただけに、今回の現状最大の長編となっている本編は個人的には好感がもてます。
この巻ではやっと、遥か遠く昔の話であった紅桜編での桂さんが高杉に触れた台詞である「銀時でさえも耐えているのに、、、」という真相が明白になり、まだかまだかといわれてきた白夜叉時代にもかかるところがあるので、ファンには必見の巻となっています。(とんでもない歳月のかかった伏線回収ですが、ある程度著者の構想には既にあったきらいはあるので、ここまでグダグダとやらなくとも、もう少し早めにこの長編があった方が良かったのではないかという気もしないではないですが(笑))
2015年5月26日現在、ジャンプ本誌でもまだこの長編に完全決着はついておりませんが、空知英秋先生のやる気が久しぶりに存分に感じられる内容となっている気がします。
尚、ネタバレになりますが、表紙の松陽先生と将ちゃんファンにはかなり悲しい感となっていますので留意が必要かも。。。