他の方も書いてあるように、「広く浅く」です。
内容自体は、役場がくれるパンフレットや、他の育児書と大差はありません。
なので「わざわざ買うまでもない」という考え方もあるかと思います。
けれど、様々な人の意見が載っているので、育児中で読書の時間を取れなくても、少しずつさっと読めるところがいいと思います。
育児書を著者別に買い揃えればそれなりにお金もかかりますし、八百円のこの本(雑誌?)一冊で参考になるなら、いいと思います。
現在はインターネットもあり、育児書も多数あり、それぞれで意見は違うので、情報を集めれば集めるほど混乱してしまいます。
これが正しいという絶対的な育児方法はないので、色々な人の意見を参考にして、個々の家庭や個人に合う方法を取り入れようと思います。
個人的には、井桁容子先生の「しつけに即効性や効率を求めるとうまくいかない。子供を信頼する。子供は自分を理解してくれる人の前では素直になる。」
佐々木正美先生の「子供に伝わる形で愛情を伝える。子供のためと思ってやることが、親の『子供にこうなってほしい』とすり替わっていないか。」「子は親の表情から社会のルールを学ぶ。社会のルールを守れない子は、振り返っても誰も見ていなかった子。」をよく覚えておきたいと思いました。