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2018-01-06
- その日東京駅五時二十五分発
- その日とは太平洋戦争終戦の日だった。昭和20年に通信兵として軍務についた「ぼく」と同期の益岡と、一般国民より少しだけ早く日本の敗戦を知り、0525東京発の東海道本線に乗って故郷へ帰る。夜行列車が兵役の回想の舞台として良く合っている。「何一つ、自分でしようと思ったことじゃない。だからといって何一つ、抗おうと思ったこともない。ぼくは何も考えていない。」主人公が放つこの台詞は、軍国主義の日本だけではなく、現代の日本人に蔓延する姿ではないかと思う。
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4
2018-12-17
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 非日常の日常
- 歴史的瞬間とは、一般人にとってはこうゆうものだと思う。歴史の中での自分の役割など実感できるわけではなく。次々と起こる目の前の事柄に対処していくのに精一杯なのである。しかし、それで良しとはできない。「帰ってきたヒトラー」ではないが、抗することが出来ない大きな流れが形成されると、望みもしない世界が到来する。時に、熱狂的に迎えられながら、時に、皆おかしいと気づいているのに。今の日本、最近の世界はどうか？と考えさせられた。
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- RIPSLYME-5さん
- 40代 男性 購入者 レビュー投稿 5,891件
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2015-05-20
- 著者の伯父の体験をもとにしてます。本は薄いです。「ゆれる」がとてもよかったので期待してたのですが・・・。
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