この類の単行本はとんでもなく価格の下落率が激しく、購入は躊躇っていたのですが、他サイトでのレビューで購買欲に火をつけられてしまい手を出してしまいました。
内容としては、折角登場したこみちゃんがあまり有効に使われておらず、以前にあったもこっちが公園で変質者に間違われるようなどっとくる笑いもなかったのが残念です。
一番気になったのは矢張り路線でしょうかね??? 1・2・3巻辺りはもこっちのガチなコミュ障・喪女具合・ボッチぶりに共感を覚えたものですが、7巻では学校生活場面が殆どないせいか、個人的にはかなり単調なパロディ漫画化となっていたような気がします。
それまではSaki・Another・テラフォーマー等のネタが小出しでしたが、7巻では艦これをはじめ、弱虫ペダルやマイリトルポニーや黒子のバスケ等、かなり無理に詰め込んだ感がありました。(レインボーダッシュは中の人が橘田いずみさんでもこっちと同じなので、出したのですかね?)
7巻はこれまでの中で、一番きーちゃんの登場が多かった巻なのですが、きーちゃんが徐々にヤミ系になっていく過程が一番面白かったですかね???
タイトルにも書きましたが、きーちゃんファンならかなり楽しめますが、はじめの巻と同じようなノリを求めて購入すると些か残念感が出てくるのは否めない気がします。
谷川ニコさんの作品は、以前の「ちょく!」で1・2巻から3巻での落ち込みが気になったことが有りましたので、今後のわたモテのもっていき方が若干心配になってきました。