私にとって勇気や元気を貰える本では無く、読後ドッと疲れました。納得する項目もあったのですが、所々上から目線の文章のように感じました。「女」とは、女性性の短所を表しているかと思いますが、人は誰でもその割合は其々でも男性性と女性性を持ち合わせているので、色々な問題を女性間特有のものとしているのには違和感を感じました。男性でもパワハラする人、ゴマスリする人、群れる人などいますから。また「女」度が高い人は、虐待されて育った人に似ているとありましたが、私の知る意地悪な女性は、むしろ親からチヤホヤされて育ったり、周りへの配慮等の躾をなされて来なかった人が多い気がします。女性でも、攻撃性の強い人向けの本のように感じました。