ちょっとページ数が多かったせいか、読むのには時間がかかりました。
何が一番良かったかというと、やっぱりグランド・セブン達ですねぇ~。
元関係者たちが、偽グランド・セブン一味に腹を立てて登場します。
2巻に記載されていた回顧録の伏線で、
スカーレットウィザード時代には明確にされていなかった、
グランド・セブンの船長たちの性格や、元乗組員達の現状が分かって、
懐かしさに胸ドキドキでした。
まともな宇宙船(ダイアナ含む?!)では戦況がキツく、偽グランド・セブン見学に来てしまったダンも運悪く巻き込まれて、船乗りに嫌われる惑星トゥルークの非常識さも十分に披露。
途中から参戦した2船の艦隊は、スカーレットウィザード時代を思い出させる懐かしくて頼もしい船とキャプテンでした。
二人の船長の過去と関係、トゥルークでの出来事は、古い時代と経過した時間を感じさせるものでしたが、かっこよかったです。
意外と美味しいところを持って行っていたのは、3巻で登場した連邦軍の司令官の一人でした。
連邦軍の割りに、潔く決断力があってスカッとしましたねぇ。