日本人に考えることを教えてくれる啓蒙書といってもいいくらいだけど、それだと堅いかな。1988年生まれの著者の文章は軽妙で平易、つまりスゴく親しみやすく判り易い。内容は日本人が絶対に知っておくべき歴史的事実です。これまで、日教組に属する教諭に義務教育中に習った内容がとても薄っぺらい偏ったものであることがよく判る。日本人として日本という国を観る上で知っておくべき歴史的事実と孝養が本書には詰まっています。また、著者の新書『バカの国』をあわせてよくと非常によく判り、よく知ることが出来ます。本書の軽快な文章とはウラハラに読み終えた後は、きっとあなたも目からウロコ、この国に対して胸を張り誇りが持てる自分がそこに入ることでしょう。