ロードショー中に国内盤の出る見込みがなく、輸入盤を購入したのですが、それには未収録だったエンディング主題歌「ドリフト」が収録され、その歌詞と対訳も掲載、また表紙イラストが輸入盤のと変えてあるので、注文してしまいました。
作曲はTV「プリズン・ブレイク」や映画「アイアンマン」のラミン・ジャワディで、壮大なオーケストラとロックバンド「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」のトム・モレロが弾くエレキギターが融合した力強い音楽が多く、映画を観て、特に1曲目のメインテーマ曲「パシフィック・リム(Pacific Rim)」のメロディーが耳について離れない方も多いのではないでしょうか?
実際に映画の題名の部分で掛かるのは、25曲目「ニュー・ウェポン(We Need A New Weapon)」ですが、この曲も、雪のアラスカの海岸に膝をついて崩折れたジプシー・デンジャーから這い出て、心身ともにひどく傷つき倒れ込む主人公ローリーの場面に合わせての物悲しいメロディーから、題名部分の暗澹とした盛り上がりがたまりません。
映画のテレビCMでも繰り返し流れた、メインテーマ曲のオーケストラヴァージョンは18曲目「絶滅するか、戦うか(Go Big or Go Extinct)」。これはもうアガりまくりですね!!
冒頭の世界観の説明に合わせてリズムよく流れる2曲目「ジプシー・デンジャー(Gipsy Danger)」や、CM「エモーション篇」でも流れた物悲しい曲「マコ(Mako)」も印象的です。
更に怪獣映画らしいバーン!!という重低音も要所要所に入り、雰囲気にピッタリです。
ちょうど国内盤Blu-ray・DVDの発売日に合わせて、このサントラ国内盤も出ましたので、Blu-ray/DVD鑑賞のお供にいかがでしょうか?