最初、市販されているキットのみ購入の予定でしたが、店によっては「中級者以上」「編み方はこの本を参照に」というような説明があったこと、キットの毛糸はラトビア産で「直径1.5mm、長さ20cmの金属製5本針」で編むことが前提とされているようなので、まずはこの本で様子をみようと購入してみました。
全作、棒針2号(短5本)使用・合細ストレートヤーン(2本撚り)(モヘア使用の1デザインを除く)です。(作品に使用した毛糸は全てラトビア産、針は直径2~3mm・長さ20~25cmの金属製5本針だそうですが)
本の中では、「ウール100%の合細~中細糸(2本撚りの糸)・1~2号針を目安」とありました。
ミニミトン(全長約5cm)を除いて、手のひら周り20~24cmのデザインで、日本仕様に対応されているのではないかと思います。
編み図はフルカラーで見やすく、編み方も分かりやすいと思いますが、全くの初心者には難しいかもしれません。
現在市販されているキットのものと重複するデザインが複数ありました。
本自体は厚さ15mm強と厚めで、半分くらいは風景写真・イメージ写真かとあまり期待していなかったのですが、博物館所蔵品はもちろん、実際に市販されている様子の何気ないスナップ写真にも写っているミトンの数が多く、圧巻です。お値段に納得しました。