「沈黙の戦艦」の大ヒットにより、勢いに乗りまくりなアンドリュー・デイビス監督が、一昔前に大人気となったTVドラマシリーズを映画用に仕立て直した娯楽アクション大作。
主演のハリソン・フォードのいぶし銀は勿論のこと、その”インディ・ジョーンズ”であり”ハン・ソロ”であるハリソンと堂々渡り合う連邦保安官ジェラード役を喜々として演じたトミー・リー・ジョーンズの圧倒的なまでの存在感が何よりスゴイ。アカデミー賞受賞も納得のその”もう一人の主人公”っぷりが、この作品の成功と大ヒットにつながったに違いないと思わせてくれます。
ド派手なアクションシーンも加えて映画的に盛り上げた監督の手腕は最高潮で、デイビス監督の経歴のまさにピーク。なぜか、これ以降はパッとしなくなっちゃったのが不思議w この作品で燃え尽きたのか?