今の日本の財政赤字が、持続可能なレベルではないことはほとんど異論がないと思います。著者は3つのシナリオをあげていますが、最も楽観的なシナリオになったとしても、油断はできないと思っています。グローバル化が進んだ現在では、リーマンショックのように海外での大きな出来事により、日本経済もダメージを受けるためですね。
今、自分の生活(収入や資産)を守るために何をすべきか、示唆に富む本だと思います。ただし、他の方が指摘しているように、方法論にはいくつか異論があります。それも自己責任なので、この本を参考に自分なりの方法を見つけていけばよいでしょう。