2月6日のWBS、スミスの本棚で紹介された本。
アートディレクターの佐藤可士和さんが、学生向けに仕事との付き合い方を教える本。一問一答形式で「ズバズバ」答えていきます(計20問)。仕事の本質を突く分かりやすい内容。
1時間半もあれば完読できます。
例えば「働く中で出てきた不満はどう解消していますか?」という問い。「完全に不満がなくなることはない、それでいい、不満は次につながる課題になる」と前向きにとらえます。
例えば、クリエイティブな仕事をする方法。「徹底して"そぎ落として"いく」ということ。「本質を見極めるには、自分が思い込んでいるものを一度、全部捨てる。そのとき初めて見えてくる」
本質を見極める何てことは、分野は違っても結局、同じことと実感できます。
学生向けの本ですが、仕事に限った内容ではなく、人生の指南書といった内容です。
分量的に少なく、内容もそれなりに人生経験を詰んだ人には少々物足りないかも知れません。