ビンテージ特有のちょっと変わった+凝ったデザインが14型掲載されています。 表紙のビスチェ、何点かワンピを作ってみたくて購入しました。 モデル着用のページがすごく素敵!です;) 見て素敵!なだけじゃなくて、4サイズ展開の型紙付きなのが良いですね。 作り方の手順はイラストですが、難しそうなポイントは写真です。

実際に作るためというより、眺めるために購入しました。「パターンマジック」の実践版みたいなデザインばかりで、ある程度の実力のある方でないと仕立てるのは難しいでしょうけど、手間暇かける楽しさがわかるかと。

世にある洋裁本の9割は【簡単】【一日で】【初心者でも】という内容で、ざっくり言えば似たり寄ったりな今日この頃です。 これは、 そんな市場に真逆からチャレンジする、かなりデザインの勝った、一見難易度も高い、手間のかかりそうな洋裁本です。 「今ある素材で」というのは、色々組み合わせたり素材を代えて作ってみることで面白い物になりそうだ、ということだと理解しました。 ビスチェが表紙ではありますが、体に沿うクラシカルなシルエットの物は無いと言って良いでしょう。むしろサイズ感のあまり関係ない、ゆるっとしたシルエットの物ばかりです。そこが個人的には残念ですが、一通りの物が作れる上でモードな物を作ってみたい方には、勉強になる本だと思います。 ただ、写真と展開図を見ても、何がどうなってるのかよくわからないデザインもかなりあります。一つずつ指示通りに手順を踏めばできそうですが、精読かつ手間をかけることが必要そうです。 aliceauaaや装苑みたいな服が作れますね。

タイトルに「いまある素材で作る」とあるので、てっきりリメイク本だと思っていたし、表紙もビスチェって。 作りたいとも思わなかったのであまりそそられず、発売当初はスルーしていたのですが、たまたま中身を見る機会がありチェックしてみると素敵な服ばかりでわくわくしました。 リメイク本ではありませんｗ 個人的には、リバティとソレイアードの生地を組み合わせているのが新鮮で、作ってみたいと思いました。 変わった形の服や凝った飾りがついているものが多く、よくある「簡単」「１日でできる」とはいかないでしょうが、作り甲斐はありそうです。 文化出版局の本なので作品の見せ方は素敵ですが、作り方のページは字が小さく若干わかりにくいかもしれません。 でも、ポイントになる箇所では図解されているので、ちゃんと見ればわかるようになっています。 実物大型紙つき。

難しいと思う部分は自分の力量に合わせ工夫すれば、 見本とおりにはならなくてもそれなりにデザイン性のある凝ったお洋服ができます。 型紙がついていますがいちいちコピーするのも手間なので、 切ってひろげたクリアファイルを上においてマジックで型取りしました。 ジャケット2種類、トップス、スカート、ワンピースを作りました。 この本の著者のブランド（ヴェントリロクィスト）が好きな方にはオススメです。

一つ一つは難しくないが、手間が半端ない(笑)柄を変えればアナスイっぽくなるワンピース制作中。

ビンテージの今風作り方の分かり易い本でした。 丁寧に載ってます。裁縫が苦手でも大丈夫なのではと思う程です。