●ジーニアスやスーパーアンカーの方が目立っていて陰に隠れているような気がしますが、意外と評価の高い辞典。
帯にある通り、基礎から入試まで対応しています。
個人的には、ジーニアスやスパーアンカーよりも断然使いやすいと感じています。何と言っても「見やすさ」と「分かりやすさ」は随一。
●単語の語義や成句などの情報が一目で分かるようにまとめてあるおかげで全体を俯瞰しやすい。辞典は情報が羅列してあるだけでは、利用者の能力によって宝の持ち腐れになってしまいますので、この辺りの配慮は学生にとっては非常にありがたいと思います。(画像3)
たとえば、
「コロケーション」欄(新たに追加)…重要な名詞と動詞の結びつきをまとめて表示。
「コーパスで学ぶコロケーション+1」(新たに追加)…コーパスの分析に基づき、日本人には思いつきにくいが頻度の高いコロケーションやフレーズを紹介。
「コミュニケーションの鍵ーポライトネス」…相手との関係・場面に応じて適切に英語を話すためのキーワードとなる表現を、豊富な用例とともに解説。
強化された「単語の記憶」…語源から単語の意味をまとめて覚えられる。
●また、巻末付録には、基本会話表現、文法解説、和英索引などがあり、こちらも重宝しそう。
●辞典とは別冊で、発音とリスニングの基礎が身につく「つづり字と発音解説」付き(画像2の白地の冊子)。外箱の中に辞典とともに同梱されているのでご注意を。
●電子辞書を否定はしませんが、やはり全体を俯瞰できる紙ベースの辞典は学習に必要不可欠だと思います。楽天ブックスの商品ページでチラよみができるので雰囲気は分かりますが、ぜひ一度手に取ってご覧になって下さい。
ブログの方で詳しくレビューする予定です。次はルミナスかロングマンを購入しようかな(^^;)