「彩雲国物語」本編のような挿絵もなく、ハードカバーの装丁です。文庫本のライトノベルズ本編とは異なって最後に本格的な小説のスタイルになりました。 登場人物たちの言葉(セリフ)も本編のように漫画風の言い回しはありません。 秀麗の皇妃としてのその後ももっと描いてあるかと期待したんですが、意外とアッサリしていました。むしろ王としての劉輝の内面を鋭く描き切っています。 本編のその後を知りたい「彩雲国物語」のファンの読者には必読です。

正直、値段が高く・・・１年ぐらい待てば文庫版が出るんじゃないかな～と思い購入を迷っていました。しかし最近になり再び「彩雲国物語」を１巻から読み直し、今この「骸骨を乞う」を読まなくてどうする！という気持ちになり購入に踏み切りました。 結果、購入して本当に良かった！単なる短編でなく、それぞれが繋がっているので読み応えがあります。短編連作の意味がようやく分かった（汗） まださらっとしか読んでいないのですがじっくり大切に読み込みます。 これで本当に最後なのかな・・・今回のような形で続刊が出てくれたら「彩雲国物語」自体、さらに深みを増すのではと身勝手に考えてしまいます。

予約してから、とても楽しみに待っていました。 本日、手元に届き、最初から最後まで涙なしには読めない、まさに懇親の作という感じです。 内容は、あえてかきませんが、本編、その後のお話です。是非ご一読ください。

一冊の中に悠舜編、旺季編、晏樹編、劉輝編、悪夢の国試組編と ありそれぞれに読みごたえがありましたが、個人的に旺季編、劉輝編が好きです。 他のレビューでは暗いとか、ビーンズの本編とは違うとかありますが 最後にこの本を出してきれいに落ち着いた気がします。 秀麗が婚姻後一年足らずで子供を出産後亡くなり、ハッピーエンドではないけれど 彼女が目指した官吏の道は、周りの人物や劉輝がその意思を尊重し よい治世を行ったことで話が終着したのかなと・・・・ 現在ビーンズ文庫シリーズ21冊の二回目を読破中。 何度読んでも、新しい発見や楽しさがあって大好きな作品です。

終始涙が止まりませんでした。 読み応えもあるし、面白いですが色々と考えさせられる内容です。 あと秀麗と劉輝の愛情の深さに感動。値段は高いですがお勧めの一冊。もし、難を言うなら重くて読んでて手首が疲れるということでしょうか。

ライトノベルとしての「彩雲国物語」とアニメと漫画とそしてこの「骸骨を乞う」と彩雲国物語は同じようで微妙に人物像やストーリーが違うような気がしています。この本は4人のキャラクターの個別の内面の葛藤を描いているようなお話だと思います。個々のキャラの見方によって他のキャラが「え？！そんな解釈されちゃうの？そんな言われ方されちゃうの？」という場面もあります。でも、全体的には読んで満足できました。彩雲国好きなら読む価値は十分にある本です。☆を一つ減らしたのは、出来る事なら原作であかされていないけど女を見下す清雅の生い立ちや内面の話とか、主役クラスであったはずの秀麗の官吏としての成長や、秀麗のいなくなった後の燕青や静蘭、珠翠と楸瑛はどうなったのかとか、十三姫と迅は？とかこの本のような感じでもラノベでもいいので、読んでみたいなーという希望というか欲が、この本を読んで出たからです。

これは本編、彩雲国物語の完結編であり、国を支え続けた人たちの歴史の闇に埋もれた、一人一人の闇がここにはあります。 これは「彩雲国物語」という文学ならではですね。 ページ数＆内容にボリュームがあるので、このお値段は「なるほど」価格です。

また彩雲国物語が読めるのはやっぱり嬉しい。 この物語の登場人物にはそれなりの重い話があるんだろうとは思ってましたので、一部でもそんな話が読めて良かったです。 まだ話がありそう。 ちょっと謎もありましたが…(>_<) ただ気分的に…装丁をみてこの物語は最後までラノベ扱いにしてほしかったなと思いました。 もしくは改訂版の角川文庫から全巻出きったあとにでも出せば良かったのに。 この本も文庫になるときに色々直しが入るんでしょうか？

側近の無能扱いは可哀想・・・ これでおしまいでしょうか・・・ 藍家の末弟と紅家の元当主が気になります・・・ というか、私が好きなだけ・・・ 読むとちょっと欝になる・・・かんじ？

面白かったけど、物足りない(笑) 個人的に、藜深は秀麗に叔父と言えたのか？ 藍家の三つ子と邵可の過去とか。 メインとは違うけど個人的に凄く興味があります(笑)

色々な人たちの内面的な心模様が綴られています。少しだけ疑問点が解決した気がします。既刊の物とは方向性も少し違うような…？でも私的にはこちらも好きです。まだまだいろいろな人たちの心模様のお話を続編で出してもらえることを楽しみにしています。 今までの雰囲気が良かった方には方向性が少し違うのでえっと思う方もいるかもしれません。ハードカバー本なので厚いし重いので読むのには文庫本かせめて単行本の方がうれしいです。

彩雲国物語の外伝ですが、これまでのヒロイン目線とは少し違っていて、とてもおもしろかったです。

実は、アマゾンの方が早く着くと思っていたので アマゾンで探したら、ありませんでした。 娘は、リアル店舗で探したようですが やはり、見つけられなかったとのこと 思ったよりも早く届いて、ラッキー と言って、一番喜んでいたのは、 リクエストした娘 テストが終わるまでは読まない決意をしているらしいが、 「早くテスト終わらないかな」と言ってニコニコです

いくつかの短編があります。 副題に個人の名前があります。 旺季等・・・。 最後にザ・ビーンズに掲載された 悪夢の国試組の話があります。 ビーンズの未収録が３話（１話+前後） あるので、 外伝としてビーンズ文庫から出ると 思っていました。 あと１話どうするんだろ？？

ずっと気になってたんだけど、発行から半年以上経ってようやく購入。何でこのタイミングかというと、正月休みに「はじまりの風は紅く」から一気読みするためだ!!

最後の、本当に最後の彩雲国物語です。 涙なしには読めませんでした。 読み応えは抜群です。 でも、読み終わった後は、やっぱりもうこの世界に行けないのかと寂しくなります。 気になる部分は残りつつ、やっとの完です。 先生お疲れ様でした。

今までに知りたかった事がほとんど知ることが出来た感じです。（スッキリ）そして確実にファンは泣くでしょう！！「骸骨を乞う」のタイトルの意味も解ってきます。悠舜・旺季・晏樹・劉輝・悪夢の国試組の話ですが、相変わらず文章が素晴らしいと思います。読んでいくうちに引き込まれ彩雲国の世界に入り、泣いてしまいます。「氷の心臓」で劉輝を想う秀麗の行動・言動。秀麗が死を覚悟して出産することに決めてからの静蘭・楸英・絳攸達の二人を心配しての行動。璃桜の秀麗に対する想い。切ない・・・・他の話も深いし良かった。（ざっくりでごめんなさい） でも読んで良かった。ファンには保存版です。分厚いから重くて手がしんどくなりますが、話に入り込むので一気に読んでしまいたくなるはずです。新婚生活が謎な方がやはりいいんでしょうかね・・・サラッとしてたのが物足りないけど、あえてこの位にして想いを馳せる方が何時までも心に残るのかも？？・・・と、いうことで☆４つです。

そのうち文庫になるかもと思っていたのですが、読みたくなってしまい購入しました。届いてみて、やっぱり重いなーと。本文もまだ全部は読んでませんが、内容も重いです。タイトル・表紙絵とマッチしすぎなほどです。ラノベとはかなーり違います。この中に収められた内容はこれでいいと思いますが、本編後のそれぞれの人物の話も読みたいです、正直なところ。番外としてでよいので出してほしいなーとも思いますね。それが文庫でなくても買うでしょう。できたら同サイズで揃えたいところですが。

文庫でなく硬表紙の本なので高いです。中に挿し絵は一切なく、｢骸骨を乞う｣というだけあって、重い話が続きます。お話ごとに視点を変えた短編集ですが、全部繋がっています。旺季様がすごい人で、王の側近が無能扱いなところが多く、ちょっと可哀想でした。今までのお話とはいろいろ違う感じがします。最終巻で、その後が気になったままの脇役の方々のお話も、書いて欲しかったです。

集めているので、サブ？の物を購入。忙しくまだ読んでませんがきっと気に入ると思います。読んでないので４にしただけです

彩雲国物語のようなドタバタ感やスピード感ハラハラドキドキ等は無くじっくりと読める一冊です。登場人物の心の描写がとても深くされているので、今までよりもずっと身近に感じることができました。この本を読んでから、もう一度彩雲国物語を読み返すとまた違う印象になるかもしれません。 ずっと読みたくて、本屋を探していたのですが購入できて良かったです。 発送もはやくて年末は読書三昧です。

レビューで｢暗い｣｢重い｣など目にすることが多かったのでかなり構えて読みましたが、私はすんなり入りました。涙ぐむ章もあり、劉輝の心の内側に迫っていくに従って｢・・どうなるんだろうな｣と心配にもなり。。とにかく引き込まれます。個人的な意見を言わせて頂くならば、やはりこれを読んでからファンブックで締め！が彩雲国のラストとしては良いんじゃないかなあ。

登場人物それぞれのビーンズ文庫『彩雲国物語紫闇の玉座』からのその後、そして劉輝や劉輝を取り巻く人々の過去とその後と骸骨を乞う時の様子を著されています。重いお話ですが、それぞれの過去紫闇の玉座以降の彩雲国を知れて良かったです。やはり彩雲国物語は読んだ人の中に何かのきっかけを与えてくれる本です。 本当に購入して良かったです。

本編も最初から「単行本でいいの？」と思うくらいに骨太の話でしたが（ご都合主義じゃない、「働く」「先駆者」の苦労というものにしっかり触れていた）、今頃ハードカバー！？ と正直思いました（苦笑）。 だったら最初からハードカバーにしてくれよ…喜んで揃えたのに……（お気に入りの本はハードカバーで揃えたい派）と恨み節を唸りたくなりました(^_^;)。 内容は文句なし、です。

本編で語られなかった部分。 特定の人物一人一人に焦点を当て「言葉にしていない思い、過去、思い描いた未来」を書いてある・・・はずなのだけれど読めば読むほど・・・謎は深まるばかり也？？ あの場面の彼の言葉には～いう意味があったんだろう？が意外に間違っていたり？？ えぇ？？そんなに深い意味があったの？？的な謎解きがあったり？？ 摩訶不思議な「彩雲国物語」が体験出来る本？って感じ？？

私も～彩雲国の大ファンなので、この本にすっごく期待と興味があって、購入しました。高いし・・・分厚いし・・・どぉかな？・・と思っていたけど、いやぁ～満足です。今までのストーリーからのつながりもあり・・本編では、曖昧になっていた部分もかかれていて。。。人間味のある内容になっていたと思います。読むのに時間はかかったけど、それだけの内容だと思います。

【彩なす夢のおわり】と同時購入しました。 骸骨を乞う、どのお話も胸を打たれました。 気が付くと目じりから涙が… 徹夜で一気読みしてしまいました。 骸骨を読み終わってから【彩なす】の表紙の二人を見ると、感慨深いものがあります。 是非、両方手にとっていただきたい作品です。

好きなシリーズだったので、気になり、購入しました。みなさんが書かれているように全体的に暗い雰囲気でしたが、内容は満足しています。

読み応えがありました。 タイトル通りであれば彩雲国物語に登場した様々な人物の上に主上があるということ、いうことでしょうか。 骨だけは返して欲しいと言わせる君主という存在は孤独なのかなぁ。 部屋に積読してある中国の歴史小説にも目を通したくなりました。