シークレットムービーが同梱されていると聞き、EDその後が観られるかもしれないというので、急遽限定版を購入。
しかし、同梱されていたのは、ゲーム中に流れたEDムービーのみ。
完全にゲーム中でしか使用されていない映像の詰め込み。
ゲーム中で未使用かどうかはわかならないが、EDその後なんてもってのほか。
そんなものは入ってない。
ゲームは完全に作業ゲー。
監修者の女性の名前をもじった主人公の名前「恵」。
ゲームのなかには季節行事にクリスマス、バレンタイン、ホワイトデーくらい。
海水浴なし、紅葉狩りなし、お正月も年末年始も、特別なイベント一切なし。
3年目のホワイトデーはないし、一部覗いてクリスマスもバレンタインも1回切り。
気のせいかもしれないが、監修者の女性がモデルなのではないか・・・というムービーの主人公。間違っても芸能人のあの女性をイメージされているとは思えない。
細かい部分だが、口元が監修者にそっくり。
キャラクターの肌色もおかしい。3Dとして美しくない。
根本的に、3Dにする理由もわからない。別にDSでよかったのでは。
作ったアバターが出てくるのは魅力的だが、必須要素ではない。
恋愛をするというより、恋愛はおまけの中のおまけ。
いつのまにか恋人になっているし、勝手に恋人と勘違いされて、告白もないのに、主人公を諦める、などというイベントが挿入されたり。
店店店店店三昧。男のために服装も限定されてくるし、髪色から髪型まで好みが設定されている者もいて、自由にきせかえできない。髪型も変えられない。
恋愛ゲームとうたうのはいかがか。
また強制的にミニゲームをさせられたり、未就学児や小学生中学生では難解なのではないか、という勉強問題。
残念ながらミリオンなんてとんでもない。ミリオンに入れてしまったら、ミリオンのほうが批判を受け、赤っ恥を受けるだろう。
店ばかりに追われ、恋愛なんてないも同然。
また、女性が魅力的にならないと、恋愛対象として見られないこともあったり、
お姉さんキャラクターと比べられたりと、不愉快な点も多い。
選択肢が少ないせいで、主人公の感情を表現しきれない。
ユーザー側は怒りたいのに、選択肢がないからそれも不可能。
10年の構想の割にちゃっちいゲームが出来た、という印象。
比較するのは申し訳ないが、10年前のバブル期なら、もっと良いゲームが作れたかもしれない。
少なくとも、資金があるから。