驚きの内容でした。今年から家庭菜園を始めるにあたり、種屋さんを探していました。 ところが、奥が深いのです。人類は戦争などしなくても、食品でとくに野菜で滅びていくかもしれません。 しっかりと野菜を育て、種を守っていきたいです。この本を読めてよかったです。

種から危ないなんて、考えたことありませんでした。肥料や農薬が危ないと思ってました。改良され本来の味ではない野菜を食べていたとはゾッとします。きっと私達の味覚もすでにどうにかなっているのでしょうね。

F１ブロッコリーとか よくタネを見るたびに見かけるF１。 どういう意味かな？と思ってました。 F１（一代雑種）と固定種について詳しく書いてあり 菜園をやってタネを買うものとして興味が持てる内容でした。 固定種を育てタネをとってみようと思わせる１冊です。

大変勉強になります。野口さんがタネ屋になる半生も記載があり、ただの農業本ではなく楽しめます。

著者はこう言っている「人間の勝手な価値判断で、自然界に回復できないダメージを与えてはならない」と市販のタネがとても不自然なものに感じられ考えさせられます。家庭菜園はより自然な物にしていきたいです。