故人が、誰に、愛され、誰を、愛し、誰に、感謝されたか、下では、この3個が、重要で、悼むって、少しずつ理解出来る様になるから不思議だ。この記者は、散々ですねぇ。最後は、眼、治ったのかな？お母さんの妄想?最後の部分はお母さんの妄想の部分が大分有ると思うが、全て、読み終えると、やっぱり、うーんかなぁー。相手の事を思いやり、愛を意識して生きて欲しいって、事が言いたいのかなぁー？??

悼む。調べると「人の死を悲しみ嘆く」なんですが、静人の場合は、亡くなられた方の良いところ、感謝されたことを悼む。 自分はどうなんだろうか？ 問いかけ、考え、見つめる。 そんな時が持てたような、読後感の良い作品でした。

映画化されたことで話題となり、興味を持って購入しました。 自分には絶対できない生き方で、こんな人が居たとしたら凄いなと思います。でも、死んだことを覚えているよりも、その人がこの世に生まれたこと、誰かと関わりがあったことを覚えていられたら良いなと思います。 命の尊厳について、考え直す機会を与えられるようでした。

ユニークな題名である。たまたま立ち寄った本屋の店頭で目についた。新聞の書評にあったような気がして中を開いてみた。面白そうだからと買い求めた。この著者は初めてだが文章がうまい、抵抗なく読める。暑さを忘れる。下巻は楽天ブックスで買った。

「永遠の仔」の重たい印象があったので妊婦の今読むのはどうだろうと思ったが、 読んで良かった。 人の死を「悼む」ことを遍路のような旅のなかで ・その人は誰に愛されたか。 ・誰を愛したか。 ・どんなことをして人に感謝されただろうか。 にこの３つそぎ落とす静人。 そんな静人に出会い変わっていく２人の男女。 母親の闘病と妹の出産。 生と死の描写が重い内容であるのにもかかわらず、すぅっと入ってくる感じがした。

眠い目をこすりながらも、面白いので読み続けてしまいます。いろんな世代にオススメしたい作品です。

発刊された時から気になっていた作品をやっと読む気になり購入しました。久しぶりに一気に読み上げるほど、何か引き込まれる物がありました。読んで良かったと感じています。

よかったです！通勤時間を利用して読みましたが泣きそうになりました。後になればなるほど内容が濃くなってました

すぐに読みたかったので（上）を本屋で買って、それを読んでいる間に（下）を注文しました。読み終わってから、何となく癒されている自分に気がつきました。

重いテーマなのに読後感にカタルシスを得るのはさすが天童荒太だ。上巻では死者を悼む静人が理解不能なのに、下巻では止めるに止められない苦悩までも共感できる。しばらく間をおいてから改めて読み直したい作品。

直木賞受賞作で、話題になっていたので、 一度読んでみたいと思い、文庫化を待っていました。 長編ですが、一気に読み切れました。 静人について、いろいろな思いを抱きながら、 余韻が残る作品です。

悼む人と呼ばれ、周囲の人からも理解を得られずに旅を続ける静人。彼は何を求めて、どこに行きつくのか。多分、その答えはこの本を読んだ人それぞれが考えることになるのでしょう。難しいテーマを取り上げた本ですが、感動しました。

昨日文庫本が届いたので早速読んでいます。妻いわく本に没頭するほど面白いと言っています。

ハードで出版されたときにはあまりに美化された話かと思って敬遠していたのですが、文庫化したので。一言でいうと傑作だと感じました。 死と純粋に向かい合わずにはいられなかった青年の物語です。詳しくは本編を、ですが、物語を読み進める動力が非常に強かったです。彼にこそ何とかなって欲しいと祈るような気持ちでした。 周辺の話も苦になりません。むしろ一見偽善者のように見える彼と彼の行為を裏付ける役割を担っています。 出会えてよかったと思える作品でした。

おもしろくて、一機に読みました。続きが読みたいです。

今度他の作品も読んでみようと思っています。

永遠の仔が一番最初に読んだ作品でしたが、衝撃でした。 でも何度でも読み返し、考えさせられる作品でした。 今回は、向井理さんの舞台観劇がきっかけで購入。 舞台もよかったけど、原作をじっくり読んでさらに深く考えさせられました。 子供にも勧めたいと思います。

下巻もいっきに読んでしまいました。大変良かったです。

天童荒太の独特の世界観が味わえました。 展開の仕方も飽きがこなく、お薦めの一冊です。

天童荒太さんの本をよく読みます。重いですが、いつも考えさせられます☆

東日本大震災の事もあり、静人の他人の死を悼むという行為から、死について深く考えさせれる作品です。

さすが天童荒太。すばらしい内容の感動作です。

初めて天童さんの本を読んでから大ファンになり、全ての本を購入して読んで来ました。此方の｢悼む人｣は上巻から読んで来ましたが、個人的には少し物足りない内容でした。やっぱり天童さんの深く心が重くなるような本が一番好きです。