人物の肩書きだけ見ると、どれだけ堅苦しい物語が展開するのかと身構えてしまいますが、全然そんなことはなくて、さらりと読めるお話です。
半ば隠居しかかった不惑の40男の主人公のもとに、わけありのイケメン(元)弁護士・織田が助手としてやってきます。イケメンと言っても彼も30を超えてますけど。
うぶい主人公が篭絡されていく様はなかなか楽しめるのですが、織田が弁護士をやめるに至った理由が、どうにも腑に落ちません。また、主人公との恋を守る為とはいえ、織田が取った行動が私にはめちゃくちゃに思えました。弁護士さんってもっとクレバーだと思うんですが。それとも恋は盲目ってこういうことを言うのでしょうか。。。