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5
2017-11-13
- 抜群の文書力で描く繊細さと空気感
- 好きな作家の本だったので購入しました。
空気感の表し方がなんとも巧みで最高の一冊でした。
文庫というのも個人的にはうれしいです。 - このレビューのURL
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4
2011-06-18
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 切ない
- 大きな事件が起こるわけではないけれど、日常の些細な擦れ違いが切なく、繊細な恋模様が繰り広げられる。
ラスト二人の今後に微かに光が差し、救われた気持ちになりました。 - このレビューのURL
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5
2011-05-10
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:リピート
- この感じがたまらなくいい。
- 吉田作品を読んでいるといつも、自分の心の中を探られて、ずっと秘密にしていたかった何かを見つけられたようなそんな感じをうけます。
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3
2017-11-18
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 障害者が
- 障害者が出てくる本になっています。異質な本であるなとちょっと思いましたが、特に気にしない人はこの本を読んでみてみるのもよさそうでしょうね。この作家さん目当てでこの本を購入しましたよ。いい本が多いですよ。
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3
2011-05-21
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 質はいいと思うけど
- あらすじを言えば、主人公が耳の不自由な女性と出会って愛し合い、ある日突然彼女が姿を消し、途方にくれていたら戻ってきました、というだけのもの。
「音」と「静寂」の描写はすばらしいと思うし、とっさに口から出る言葉を押しとどめ、一度文章にしてから紙に書く、あるいは簡潔な言葉に変えて伝える、といった作業がよくも悪くも感情を一度殺してしまい、冷静になれる半面なんとももどかしく、熱情が宙に浮いてしまう、というようなことが、たいへん事細かに描かれており、いちいちああそうだよねと納得、実感することはできた。
ただ、「彼女」に関しての情報が耳が不自由、ということの他に、「会話」からずいぶん冷静な人だな、これもずっと背負ってきたハンディキャップのせいかなと思える程度で、「彼女」の人となりがほとんど描かれていないため、主人公がそんなにまで「彼女」にひかれる理由がいまひとつ見つからなかった。
むしろ作者は「音」の質感の描写や「言葉」をやりとりすることの意味を伝えたかっただけではないかと思えてしまう。
主人公の言動にいちいちうっすらと「自分勝手感」が見えてしまって、こんな男はイヤだなと思ってしまった。 - このレビューのURL
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