読書好きの某芸人さんがテレビで紹介したと新聞の社説に載ったので、母が興味を示し購入しました。
てっきり、奥さんとの心の交流や闘病中のやり取り、心の吐露などがあるものと勝手に思い込んでいました。
母に渡す前に少し読んでみようと思い、かいつまんで読んだ内容はそれとは全然関係ないものばかりで、読んでいても「それで何が言いたいの?」の連続で、奥さんが亡くなられた時のことについて書いてあった内容については、最後の回に「…の部分は創作である」などと記載があり、はぁ!?なんでそこでわざわざフィクション入れる必要が!?と、この作品の意図が全くわかりませんでした。
(もしかしたら読んでいない部分はもっと違う内容なのかも知れませんが。)
ネタバレになってしまいますが、最後の最後に娘さんの手記もあり、結局この方の原稿は奥さんがGOサインを出してたということがわかり、「僕と妻の」はそういう意味だったの?と、がっかりでした。
他の方のレビューにもありましたが、私にとっても最高につまらない作品でした。
かなりの本好きの母も同意見だったようで、残念がっていました。