最近の学生は、実習でどんなことに困っているのか参考にしたいと思い購入しました。
この本はポイント毎にわかりやすく書いてあるため、この本を参考にすれば、「実習を乗り切る」ことはできるでしょう。
ただ、臨床実習ってそういうもの?という疑問を感じます。
スーパーバイザーの言いなりになって、レポートを仕上げて、実習が終わるまで我慢する…それで終わり?
実習において対人関係はもちろん大事ですが、そればかりを鍛えても「こずるい学生」にしかならないと思います。療法士は、技術修得が必須の専門職です。せっかくの臨床実習でその機会を逃すべきではないと思います。
この本が悪いのではなく、このような本が必要になる実習の在り方そのものを問うべき時期に来ているのでしょう。
学生をただツライだけの実習にしてしまわないよう、指導者側も考えないといけないと痛感しました。