シリーズである『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』に続いて読み始めました。
『張作霖(白虎張)』については爆破事件があったことしか知りませんでしたが、この作品を読んで一気にファンになりました。
この本は、シリーズの中で一番読みやすい作品ですね。
一気に四巻を読んでしまいました。
歴史冒険小説と銘打っていますが、まさに『冒険』要素が今までのシリーズとの違いのようです。
趙爾巽が奉天を去る場面で、列車を追いかけ馬上から白虎張や二当家、白猫らが「辛苦了!再見!」と叫ぶくだりは鳥肌が立ちました。
文句なしの歴史冒険小説です。