新津さんのゾクッとするような結末の短編集です。２話くらい読んだ記憶のあるものもありましたが面白く怖かったです。

これは音楽CDで言えばベストヒットアルバムのようなもので、今までに発表された短編作品が集められています。 私はまだそれほど沢山はこの作者の作品を読んで無かったので、いくつか読んだ覚えがある作品があった程度で再び読むのも面白かったです。

この作家さんの短編は気軽に読めるので、好きなのですが、この本は他の作品集で読んだものがほとんどでがっかりでした。

ホラーというより歪んだ恋愛バイオレンスですね。 読みやすくて良かったと思います。 ホラー苦手でも恋愛ゴシップ好きな人には多少ゾクッとしてお勧めかも。