先日、冷血読んで疲れ果てたのに、懲りずに「太陽を曳く馬」に手を出してしまった。。。 上巻下巻で長いですが、冷血の二段組の上下と比べたら非常に短い(笑) 禅宗と芸術と殺人が絡みあって、高村薫様独特のくどいくどいくどい描写がどこまでも続いて。 まあその。 好き好きが別れる以前に「理解不能」って方も多いかな。 冷血もそうだけど、「殺人者」に優しすぎる。 まさしく「罪を憎んで人を憎まず」なんだよねぇ。 かといって高村薫様は性善説でもなさそうだし。。。んー。。。 私は心が狭いから、目には目をで死刑容認だな・・・

高村薫さんが大好きで、大満足でした。下巻を最初に購入したのに、上巻が、なかなか、入荷されず、随分、待たされましたが・・・。

高村薫女王様。リア王は買ったっけか？紀ノ国屋の履歴を見てみないとわからない。

この作家が大好きなので、とても興味をもって読みました。

合田雄一郎の久々の登場、でとても楽しみにしていたのですが、何だか禅問答の様な内容で訳が分かりません。高村薫さんの集大成の様な作品とか？自己満足としか思えないです。

オウム真理教を想像するような部分が興味深かったのですが、正直理解し難い内容でほとんど斜め読みしました。 「マークスの山」「レディ・ジョーカー」など好きなので残念です。