ニュースは「爆発的に売れている」と報道しているだけで、「面白いから売れている」と言っているわけではありません。 普段あまり読書をしない人が、「ニュースで話題になっているから」という理由だけで購入しても、簡単に楽しめる作品ではないと思います。いわゆる大衆小説とは異なります。読んで気持ちが晴れたり、感動で涙が止まらない、といった類いの小説ではありません。 村上ファンとしては、彼の小説が売れる事をたいへん嬉しく思います。もっとファンも増えて欲しいです。その反面、ミーハーな動機で購入した人々に、「1Q84」の価値や評価を不当に歪められたくない、という思いも少なからずあります。 村上春樹の小説は、その独特の文体の妙とともに、自分なりに読み解くところにその面白さがあります。「説明しなくてはわからないということは、説明してもわからないということ」 。そういう小説です。購入を迷われる方は、可能であれば、一度書店でめくってみてから注文しても遅くないのではないでしょうか。 それから、面白いか面白くないか（★の数）は人それぞれですが、レビューは読んだ後に投稿して欲しいです。ここは商品の感想を書くところで、注文の感想を書くところではないのでは？ （偉そうなことを書いて申し訳ありません。）

プレゼント用に購入しました。 喜んでもらえました。

あまり多くは語る気はありませんが、この著者の本はほとんど読んでいるため当然にして今回も少し騒ぎが収まったころ読みました。

村上春樹の特徴のある文章は癖になります。 独特な世界観。 好きな作品です。 面白い。

村上ワールド 話題の作品で気になるので購入してみました。

後半、怒涛の展開です。 主人公二人 青豆さんと天吾くんの関係がどんどん明らかに。 村上春樹の作品につきものなのが音楽。 今回は冒頭に出てくるヤナーチェクの「シンフォニエッタ」がとても重要なファクターとなっています。要チェック。 また村上春樹作品と言えば、食べ物の描写がいつも丁寧で おいしそうなのも特長。 今回も随所にでてきます。 この作品には宗教など、いろんな問題が投げ込まれているのですが、私を強く揺さぶったのは子供時代の親との関係が、その人の生き方を強く左右するものだということ。 「青豆さん」も「天吾くん」も、どちらも少し変わった環境で子ども時代をすごします。 そして大人になっても多かれ少なかれそれを引きずっている…。 主人公二人が、何度も１０歳の頃の自分を振り返るシーンが あるのですが、私も読んでいて何回も１０歳の頃の自分を 思い出しました。 読み終わって、切なくて涙が出ました。

もともと村上春樹ファンなので、新刊が出たら買うでしょ。そして、1巻を読んだら、当たり前に2巻でしょ。ってな訳で1,2巻まとめて注文しました。 読み始めたら、物語にぐいぐい引き込まれて一気に読んでしまいました。 個人的な感想ですが、今まで読んだ春樹作品の中で（ほとんど1位な）ベスト3に入ります。村上春樹が感じている世の中の問題等が、小説という形で、彼独特の表現方法で、私に向かって投げかけられているような感じがしました。 春樹の小説を読み終えていつも、日本人に生まれて、彼の小説を原文で読むことが出来て良かったと感じます。 一言、一言、とても丁寧に丁寧、書かれた小説だと思いました。

村上春樹の本を読むたびに思う。僕にも村上春樹的小説が書けるんじゃないかと。でも、いざ書こうとすると書けない。 彼の小説は、好き。同じ山羊座Ａ型だから？ たぶん、合わない人が読んでも面白くないと思う。合うか合わないか、好きか嫌いかだな。

予約して28日15：20現在まだ届かないとは???どういうこと???

1.2巻読み終えましたのでまとめてレビューです。 ひとことでいえば、とてもおもしろかったです。 やはり、大きなやさしさを読後に感じる作家さんだと思います。 性描写というか性の世界の幅がひろく箇所も多いので、 中１の息子が 次読もうかなといっているのが、（まだよんでない） 数年まったほうがいいかなと悩むところ。

早朝に読了。青豆の強靭でたくましい生き方、聡明な人柄に何度も心を打たれました。たくさん励まされました。感服しています。共感する部分も少なからずありました。最後まで徹底したかっこよさはため息が出るほどです。 クライマックスに疑問を抱き、続きがあるはずと感じている読者がいるようですが、わたしは申し分ありません。続きはないと思います。そして最高のエンディングだと思っています。 村上さんは肯定しかしない人です（「戦争」だけは例外ですが）。その懐の大きさ、表現力に毎回心が震えます。 日本語に対するていねいな姿勢にも、敬意を表します。 ストーリーの表面的なものだけに注目していると何も得るものはありません。 天吾のお父さんが言ったように「説明しなくてはわからないということは、説明してもわからない」とわたしも思います。 読者次第なんです、すべて。 村上さんの父親に対する気持ちもかいま見ることができます。この小説は還暦を迎えた村上さんのすべてが詰まっているように思います。 村上さんに対してはただただ感謝の気持ちでいっぱいです。本当の意味で優しい人です。

村上作品に出会って早２０年。大学の卒業論文で取り上げた「１９７３年のピンボール」。幾度も繰り返し読んだ「風の歌を聴け」。長編では「羊をめぐる冒険」が自分の中での★５つ。「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」「ノルウェーの森」は★４つ。とすればこの作品は私にとって「待望」という面も加点した上で★４つ。なぜなら・・・って書くと、これから読む方に失礼ですよね。あえてキーワードをあげるとすれば「大団円」。。。あくまでも好みの問題です。

「海辺のカフカ」の読後感が忘れられず、 買ってしまいました。 今、１巻を３分の２ほど読み終えています。 そうそう、この感じ･･･、村上春樹ワールドです。 表題の意味も分かり、登場人物の関係も少しずつ分かり始めてきて･･･、 大切に味わいながら読み進めています。 アラフォーな私に至福の時間をプレゼントしてくれている素敵な本です。

この小説は、販売前から話題性が高く、内容も情報が先行していた感じでした。とくに官能的な性描写の部分ばかりが取り上げられていましたが、この作品の中で、そこだけを取り上げられるのは残念でなりません。 性描写の部分も含め、鮮やかで繊細な表現力に、美しさを感じます。 素晴らしい作品に出会えて、大満足です。

book1・2通して2晩で読んでしまいました。止められなかったです。 「天吾」と「青豆」二人の主人公のストーリーが1章毎交互に綴られているのですが、book2ではストーリーがどんどん濃厚になって行き、「青豆」の章の終わりになると、次の「天吾」の章を飛ばしてこの続きを早く読みたい！けど「天吾」も読みたい！というジレンマに捕われてしまいました（笑）。 飛ばし読みは何とか押さえましたが、結局一睡もせずに読了。 素晴らしい作品でした。

1Q84 BOOK2 （7月-9月）をプレゼントに購入しました☆ 本日無事に届いたよぉで大変喜ばれました (*'∇≦☆〃

１を買って、続きが気になるので買いました。 おもしろかったです。 村上春樹の不思議ワールドに引き込まれます。

この終わり方では そりゃ続きがありますよねぇ・・・ 私には 期待はずれな一冊だったのですが やはり気になります。。

プレゼント用に1,2巻セットで購入しました。感想を聞いてみたところ、良かったようです。ただ、2巻が先に届いたのが微妙でした。

久しぶりの村上作品。ピンボールの衝撃から30年… 今回もじっくり読もうと思っています。

１の後半から、「冷静と情熱のあいだ」みたいな展開になってきました。１０歳からずっと両想いなのに、お互い気持ちを言えずにいた二人・・・・・この先出会えるのか？

前巻はストーリーの先が見えてくる感じたったのに、だんだん謎が増えてきて、謎はそのままで終わった感じ。ひょっとして１０月からのストーリーもあるかも？と期待しないでもない。ぐんぐんひきつける文章でもって、現実社会の問題を提起するための小説だったのかもしれない。

祖母が一度読んでみたいとのことだったので、購入してみました。以前海辺のカフカを読んだ際、あまり村上ワールドに感情移入できなかったので、今回こそは、と思っています。 ただ2冊同時に注文して、2巻から宅配されたのはちょっと頂けなかったです。仕方のないことなのかもしれませんが・・・。

友達の頼まれ物です。配送前に運送会社からメールで確認が来るようになりました。◎

とりあえずBOOK２は読み終わりました。。。。 これで終わりと思いますが、ちょっと消化不良です、 もうすこし、1Q84の世界がどうなったのか てんご、ふかえり、リトルピープルとの決着が あいまいなままです。 BOOK３がでてそのへんを書いてほしいです。

村上文学が好きな人はもちろん必読ですし、欲を言えば、もっと広く皆さんに読んでほしいです。私は、作者と同じ時代を同じ日本人として生きられる事に、幸せを覚えます。

待ちに待った村上春樹さんの新作です。 届いて以来、できるだけ楽しみが長く続くように、ゆっくり読もう・・・なんて思ったものの、読み始めるとあっという間に読んでしまいました。（笑） 村上春樹さんらしい作品で、読んでいる間、本当に素敵なひと時を過ごすことができました！

彼の作品のファンなら、まず間違いなく満足の一冊です。ここ１０年の中で一番の出来ではないでしょうか。心揺さぶられる緊張感のあるテーマ、ぜひ読んでいただきたいです。

まってました、新作です。いま１を読んでます。 青豆と大吾、そしてふかえり、ますます期待です。