ソメイヨシノしか知らなかったといっても過言ではない自分にとって、この本の桜の種類の多さに脱帽しました。
戦国時代に興味があり、醍醐寺の桜を愛でに豊臣秀吉が花見行列をなしたのは知っていたのと、ソメイヨシノは江戸時代の品種か衣料品ということも知っていたのですが、それ以外は無知でした。
戦国時代にはどんな桜があったのだろう? ということを調べる目的で購入しました。
ほとんどが栽培品種で近代になってできたものだろうと思われますが、在来品種と分布図も載ってて参考になりました。
秋に咲く桜(コスモスではない)、冬に咲く桜もあり、目から鱗が落ちる本です。
花とガクなど特徴ある部分の写真が掲載されていますが、すべての種類に花のアップと全体像とガクと葉が掲載されているわけではないのが残念です。
でも、桜を知らなかった自分にはためになりました。
今度は実際にいろんな桜を見て行きたいです。この本持って。