新聞の広告として掲載されていたのを見て、読んでみたくなりました。TDLは確かに夢の国。年齢・性別に関係なく楽しむことが出来る場所だと私も思います。
そんな夢の国で起きた事実に対するゲスト(客)からの謝辞を中心に作者がそっと寄せる言葉。そして、TDLで働くキャスト達がゲストと触れあう場面のなかで感じたことなどをショートストーリーとして選りすぐって一冊の本にしたのがこの本です。
40代になると涙腺が緩くなるのか、夢の国以外でも起きるであろう人生における様々な場面での出来事を想像しながら読んでいくうちに、最後は涙がこぼれ落ちてしまいました。
一気に読み終えて、優しさが内から湧き出すような本でした。