もう何年前のことなのでしょうか。水野敬也氏の存在を僕が初めて知ったとき、氏は自らを『ミズノンノ』と称し、「持っている服を全て焼却し、ゼロからファッションを極める」という活動をメルマガやブログ上で展開しておりました。氏から送られてくるメール上の進捗状況を知るたび、「何をやってるんだ、コイツは……。」と呆れつつも、その存在感に何かしら惹かれるものを感じ、密かな水野ウォッチャーとしての日々を過ごしておりました。だから正直、前作の成功によって彼がTV画面に登場し、わりあいフツウの好青年を演じている(?)ことに、若干の違和感を覚えております(笑)。
彼の存在を知った頃に僕が働いていた場所が『宮益坂』だったため、今回の出だしにはぐいぐいと引き込まれました。
「ちくしょうっ、またミズノンノにやられた……。」
続編が楽しみです。