成田作品には四半世紀お世話になっております。
綿密な取材に基づいた筋立ては見事なものの、今作の主人公である憲人の性格がいまひとつつかめずにいました。けんちゃん内気だからかな~と思っていたんですが、6巻から急展開。一気にキャラが立ったというか人が変わったというか…。(^_^;; CIPHERのしばとNaturalのミケが一緒になったような性格になってきました。いよいよ本領発揮か!?この流れで、伝統芸能の演者としてだけでなく生身の青年である彼らの葛藤も見えてくるのではないかと今後が楽しみです。ところで、Naturalのミゲールといえば本作にもちょろっと出てきますがMJ(ジョーダンやジョンソンではない)の訃報で成田先生がショックを受けてないか心配です。