『ゴールデンスランバー』と並行して書かれたお話だそうです。 類似点も多いのですが、私は『ゴールデンスランバー』の方が好き。 「勇気はあるか？」というフレーズで「ロマンはどこだ？」（『陽気なギャングが～』）を思い出してしまうのは私だけでしょうか？

伊坂幸太郎の描く近未来社会において、登場人物達が国家に追い詰められるという一種のホラー仕立てになっている。強大な国家権力に巻き込まれる一市民という構図は設定としては特に珍しくないが、面白いのは、登場人物達を追い込む国家の意図が明らかにされないところである。戦争にしても何にしても、国民を犠牲にするにはそれなりの正当性があり、またそれこそが実は国民が望んだものに他ならないという理屈が存在する。ヒトラー然り。東條英機然り。しかし、伊坂の描く世界にはそんなものはない。理由がわからないまま強大な権力に追い詰められる世界。これは怖い。

とにかく一言、伊坂さんはやはり最高に面白い！ 恐怖、どきどき、ユーモアと切なさ、辛い悲しいくだりでも暗いだけ、やるせないだけで終わらない、読後はほっとした希望を感じる気分になれるところがもう大好きです。 「ゴールデンスランバー」もとても面白かったけれど、こちらも負けてません。甲乙つけがたいです。 「魔王」の続編で、今はもう一度そちらを読み返しています。 でも「魔王」を読んでいなくても楽しめると思います。

文庫本で買う派なんですが、本屋でちょっと読んで我慢できずに買いました。魔王もつい最近読んだので。まだ完読してませんが、おもしろいです。引き込まれます。 ところで、これ、本屋大賞ノミネートって、シールがべったり表紙に貼られていてびっくりしました。何とかきれいに剥がせたからいいものの。楽天ブックスさんが悪いんじゃないかもしれませんが、カバーにシールとかやめてほしいなぁと思いました。

伊坂さんの作品はやっぱり面白いですね。 やはり以前の作品と連動していて、そういうのがまたいいのですよね。どうなるのだろう、どうなるのだろうと読み進めていくのですが、伊坂さんの作品は、最後は爽快で安心できる終わり方。いいですねー。

特別版は値段が高く、他レビューを見ると京極様の本の様な分厚さらしいのでこちらにしましたが、こっちも大分分厚い。

伊坂幸太郎作品にハマって色々読みましたが、モダンタイムスは魔王の続編になっている作品です。私は魔王読んでから続いてモダンタイムスを読んだのですが、別物として読み始めたほうがいいと思います（はじめはね)。 伊坂作品はよく過去の作品の登場人物が別の作品にも登場するのですが、モダンタイムスも読み進めていくと魔王に出てた人が深く関わってくるって感じです。 魔王を読んだときは精神的に気持ち悪いというか、グラグラゆさぶられたのですが、モダンタイムスはもっとリアルに将来こうなりそう･･･という不安に陥ります。でも一筋の光もあり、読み終わったあとは、ぐったりでした。 私はモダンタイムス単体としては見てないので☆5つです。魔王が伏線だとしたら、モダンタイムスはクライマックスでしょうか。 迷ってるなら買ったほうがいいです。 私は手放しませんよ（中古で売りません)。

まだ読んでいませんが、コミックにもなっている物なので楽しみです。

伊坂幸太郎さんの本は何冊か読んでいて、その中に魔王という本があり、その続編のような話だと思います。伊坂さんワールドが今回も面白く、私は最後まで楽しく読むことが出来ました。推理小説好きで主人公の解決でスッキリしたいというような方には向いてないかもしれません；私はこの物語の終わり方がなんだか現実ぽくて良いと思いました。

『魔王』の続編に当たる作品でした。 残酷な描写が、ポップに何度も出てきます。 魔王が好きだった自分は、読み始めた時にとても嬉しかったです。 超能力が出てきますが、読みやすい。 この作品を見終わって、なぜか『幻魔大戦 』を見直してしまった。 腹話術の超能力は遺伝していたんですね。 全てはシステム。 なるほど興味深い。

「魔王」を読んで他の伊坂作品と比べると何か消化不良気味かなと思った所、続編が有るらしい（厳密な続編じゃないと言っている所が興味をそそられる。）との事。それなら読むしか無いと思い購入してしまいました。感想は未来が舞台なのでイメージし難い箇所は有ったけど伊坂作品らしい娯楽作だったかなと。多少ネタバレになるけど「妻は強し」って感じですね。もしこの作品を読まれる方で「魔王」を未読な方は先に「魔王」を読まれた方が絶対楽しめると思います。

伊坂幸太郎さんがどういう人物かは存じませんが、この本に出てくる井坂好太郎とどこまで似ているのかが気になりました。たぶん、ほぼ一緒のような気がします。逆だったら、伊坂さんごめんなさい。もうすでに知らないところで、検索別・危険人物Ａ～Ｄランキングなんてわけられいたりして・・・安藤商会と検索したくなりますよ。

伊坂ワールドが爆発していました。是非読む価値はあると思います。今回は長文であったので読み応えはありましたし、相変わらずあきさせない小説でした。特に今私が政治、経済に関心がある為、その辺も伊坂氏の考えと現状を凄くわかり易く伝えているところに快感を覚えました。

「魔王」の続きだからわかってはいたものの、超能力が出てきた時点でちょっとテンションが下がってしまった。でも、むしろ非現実的な部分がなかったら、恐すぎて娯楽作品としては楽しめなかったかもしれない。（その点「ゴールデンスランバー」は恐かった…。）娯楽に見せかけてシリアスだったり、シリアスに見せかけて「馬鹿が見るー」みたいな。。。こういうバランス感覚はもはやお家芸。これからも伊坂氏に翻弄されたいものだ。

レビューももとめれらていますが、家族へのプレゼントとして購入しました。内容はこうご期待。

週刊漫画雑誌に連載されていたせいなのでしょうか？ 短いスパンでヤマが訪れて、次の展開が気になってしまって読むのがやめられませんでした。 すべての言葉に意味が込められているのではないか？と思わされるほど、膨大な数の伏線は流石と唸らせてくれます。 前作「魔王」で明らかにされなかったモヤモヤも、読めばスッキリするはずです。 「魔王」を読んだ全ての人に読んでもらいたいと思いました。

応対、発送ともに問題ありませんでした。安心して買い物ができました。

伊坂さんの作品は、登場人物が別の本にも関係していたりするので、読むたびに別の本も読み直したくなって大変です…(笑) かなり厚い本でしたが、そんなに苦もなく読めました。 やっぱり面白いですよねー、伊坂幸太郎。

魔王と繋がっているので、先に魔王を読んだ方がいいと思います。僕の場合は、魔王を読んでからだいぶ経っていたので、結構内容を忘れてしまっていた。 それでも十分楽しめました。また魔王を読みなおそうかと思っています。 伊坂作品は他の作品とリンクしているところがいいですね。

作品好きで全作品買い揃えたくて購入しました☆昨日届いたのでまだ読んでないけど楽しみです!!

以下 家族のレビューです。 これは面白い、文句なしに。おすすめです。

本好きな子供に頼まれて購入しました。おもしろかったようです。

まだ読みかけですが、面白い。伊坂 幸太郎らしさを感じさせる作品です。

魔王の続編ということなので、魔王を読んでから読むとさらに面白いと思います。伏線もいろいろと張り巡らされていて、「きたな！」って感じの展開がいいですね。だいぶ長編ですが、時間を忘れて読むことのできる作品です。

高校生の娘にプレゼント 内容は「怖かった・・・」「最後があっけなかった？かも」 ２晩ほどで読み終えてました。

面白かったです。 ある意味近未来小説。 エンターテイメント色は強いです。 「魔王」を読んでから読みました。 読まずに読んでも楽しめるかもしれませんが、 読まずに読んでいたら 話が少し唐突で薄っぺらく感じたかもしれません。 読んでから読んだほうが話に厚みがでると思います。

伊坂幸太郎のファンで全作品を読んでいるので、今回も購入。長編だが一気に読み終えた。

文庫本が出るまでガマンしようと思っていたのですが・・・やっぱり伊坂さんの本は面白いです＾＾夢中になって読み続けすぎると、ほんとに怖くなるので、ちょっとずつ読んでいます(笑)

この作品は、今までの作者の作品と違い洋画のような盛り上がりがところどころあり、ドキドキします。 ”陽気なギャング”にある意味近いです。