これまでの鬱病の本が「鬱病は誰でもかかる精神の風邪」と言うような安易な宣伝文句に乗せられてその罹患者数が、鰻登りに急増し社会的にも問題化しているにもかかわらず、その真の深刻さ・危険性が軽視された来たきらいがあるが、この本は実はそうした安易な本が氾濫する背景はろくに臨床に携わっていない「権威者」が流布したものであり、本当は適切な投薬・治療を施さねば「死にたる病」になりかねないという現場の事実に現場から警鐘を乱打した優れた小著であると思った。

この本を読んで、うつ病という病気の認識が変わりました。下手をすれば自殺という「死」に至る恐ろしい病気であることがわかりました。 また私自身うつ病ですが、この本で紹介されている症例に比べれば軽い症状で、少しほっとしました。 と同時に、うつを「こころの風邪」などと侮ってはいけないと、再認識させられました。 また、うつ病に使われる薬についての解説があり、参考になりました。

ぽつりぽつりと目を通しています。なかなかまとめて読めないが、少しずつ。

うつに関して良書です。本当のうつ病の深刻さに言及しています。最近の、間違ったうつ情報を喝破していて爽快です。 本質的なところをしっかり理屈でついている書籍です。

鬱病は今や誰にでも起こり得る病気だから知っておきたいと思って買った。 シンプルに分かり易くて読みやすかった。

うつ病になったらどれだけしんどいかを父に分かってもらえるように購入しました。 これで父ももう少しは分かってくれるといいのですが・・・