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5
2007-07-10
- 松ケンの次にはまった人、松田翔太君が自ら出演を希望した作品ってのに興味。緒方拳さんも好きだし。
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5
2007-07-07
- 映画公開してとても身にしみた作品。ＤＶＤ発売とうことで購入しました。
ぜひ一度は観て考えてほしい内容です。
子役の女の子も自然な演技で素晴らしいです。 - このレビューのURL
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5
2008-10-29
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- かっこいい。緒形拳さんが、かっこよすぎて切なくなりました。
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3
2007-07-30
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:リピート
- 翼の折れた天使と心に傷を持つ老人の旅
- 古くさいアパートに一人引っ越してくる安田松太郎。管理人に挨拶すると、二階の階段にはまだ小さい女の子(サチ：杉浦花菜)がぼんやりと座っている。となりの部屋からは下着姿の女性(横山：高岡早紀)がすれっからしな態度であられる。
横山は以前夫婦でこのアパートに住んでいたが、今はヒモの男と3人で暮らしているらしい。水商売で夜中働いているが、出がけに小銭をサチに投げつけるように与えるだけで、全く面倒を見ない。ダンナに逃げられてからはサチを幼稚園にも行かせていない。
風呂に入っていないサチは、クサイし、裸足の足は真っ黒。しかし作り物の天使の羽をいつも背中につけている(幼稚園でお気に入りだったおゆうぎ「天使のパンツ」の衣装)。
子供をろくに面倒見ないばかりか、虐待しているらしいとなりの様子を松太郎は苦々しく思っていたが、ついに決心し、サチを連れて旅に出る。
奥田瑛二は監督三作目のこの作品を、自分の故郷である愛知県を舞台に構想した(春日井市は生まれ故郷)。原風景にある景色のほうが、脚本が書きやすかったらしい。舞台は愛知岐阜に限られる。
このため多くの登場人物は所謂名古屋弁(尾張弁や美濃弁を含む)で、私も愛知出身なので懐かしく感じたが、他の地方の方にはわかりにくいかもしれない。
松田翔太の俳優としての成長が著しい。彼は観るたびに輝きを増すように感じる。彼が出ている間は映画に没入し、泣けるシーンもあったが、それ以降はなぜか気持が離れてしまった。
後半は緒方のしょぼくれた様子ばかりが目に付いた。その後半を観ている時に、(奥田瑛二の奥さん安藤和津が原作を描いているが)以前テレビで安藤さんがこの映画の制作中は経済的に非常に困窮したという話をしていたのを想いだしてしまった(舞台裏にシラけた?)。
自治体が全面協力しており、郡上八幡の徹夜盆踊りで有名な郡上市は、祭りの様子を町全体で再現した(ここで繰り広げられるシーンを監督や緒方は絶賛していた)。
特典DVDはモントリオール映画祭授賞式の様子(奥田はちょっとだけフランス語を話していた)、メイキング(公開時にテレビで放送されたモノ)と長い散歩の短編(意味不明だった)。
映画サイトでは概ね好評だったので期待して観たが、評判倒れが正直な感想(いくら前半がよくても、後半が悪いと評価はかなり落ちます)。 - このレビューのURL
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