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2007-04-04
- ●戦前の映画を扱った本でこのタイトルを知ったのは、中学生頃でしたしょうか。「『メトロポリス』の監督だ」と記憶していて、こういったサイレント期の映画の多くは（一部を除いて）見る機会はこないのだろうなぁ…と思っていました。
●天才的な頭脳と組織力、変装や催眠術（ほとんど超能力の域ですが）で力を誇示し、登場人物たちを翻弄する悪魔的な犯罪者・マブゼ博士の話。
一部・二部で４時間半…！各部でまた章ごとに分かれています。一気に見る時間的余裕などがない方は章ごとに見るのも良いかもしれません。
●今はいい時代だと思います。可能な限り、作者の意図した状態を目指しブラッシュ・アップされた綺麗な映像で見られるのですから…。（合成されたシーン中心に物理的限界か、鮮明でないシーンもあります。）
●ドイツ時代のフリッツ・ラング監督作が、紀伊国屋より続けて発売されています。私も４本、ようやく買い続けていますが…高いなぁ…。
おすすめし辛い単価ですが、レンタルで置かれることもないようなタイトルですし、続編の『怪人マブゼ博士』も買いたいです。アメリカ時代に手がマワラナイ…。 - このレビューのURL
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