昨年の12/22にTV東京で放映された『美の巨人たち 東山魁夷 「年暮る」』この本のことを知り、購入しました。東山魁夷の絵と川端康成の小説の一節を抜粋したアートと文学のシナジーにより、高度成長期以前に在りし日の古都『京都』を読者をいざなってくれます。各章の終わりに、題材となった名所旧跡等についての簡単な観光ガイドもあり、ガイドブックにもなり良く考えられた企画本と思います。
東山魁夷の絵と京都がお好きな方であれば、この本に書かれていることを思い出しながら美術鑑賞や京都散策をされれば、読む以前とは違う感動が得られるのではないでしょうか?購入して良かったです。