ローマ・カトリック教会で用いられるグレゴリオ聖歌(グレゴリアン・チャント)は、モノフォニー(単旋律)でユニゾン歌唱する瞑想的で静かな音楽(無伴奏)です。記録と解読ができる生きた音楽として最古になるグレゴリオ聖歌は、西洋音楽の原典とも言えるものであり、ヒーリング効果で癒やされる宗教音楽です。
当盤は、古楽レーベルのパイオニアであるアルヒーフのグレゴリオ聖歌シリーズから皆川達夫氏の監修により選曲されています。西ヨーロッパの各修道院には、固有の聖歌伝統があり、多様な表現を楽しめる構成になっています。
※1973年スペイン(1)、1976年西ドイツ(2-4)、1972年スイス(5-10)、1977年フランス(11-14)、1968年スペイン(15-20)、1974年イタリア(21-23)でアナログ録音、歌詞対訳付。