おじいちゃんが大好きな孫のお話で、お母さん・お父さんともお風呂に入らない孫、おじいちゃんとのお風呂の時間が本当に素敵です。おじいちゃんと約束していた温泉旅行に行けなくなり、その後初めての辛い別れを経験していくシーンは3歳の息子に読み聞かせしている私の方が涙が溢れてきて最後まで読み聞かせできるのかと思います。おじいちゃんとのお風呂での合言葉のような『ごくらくごくらく』と言う言葉がおじいちゃんの存在が心に生き続けるのだというお話で本当に、私がお気に入りの1冊となりました。子どもは、このような出来事で悲しいという気持が、まだわかりませんが、今、いる周囲の方達といっぱい良い思い出を作れる時間を過ごしていってもらいたいな~、と思いました。