主人公のを中心に、それを取り巻く人々の思惑が交錯し物語は進行していきます。虚栄と虚構の上で、輝く主人公を待ち受けるものは何か？女の勲章とは如何なるものなのか？それにしても、人間が持つ業の深さは計り知れなく、哀しくさえ思えてしまいました。必読です。

最後まで主人公や周りの女性たちの輝かしい勝利を望んで読んでいましたが、割り切れない思いが残ります。山崎先生の作品はハッピーエンドに終わる簡単な終わり方はしないのは分かっているのですが、男性に翻弄され、自分の名誉欲も捨てられないスポットライトを浴びた女性たちのそれぞれの生き方が、悲しいというより辛いです。男性を利用して悪賢く生きることのできなかった主人公が悲しいですが、これで良かったとも思えます。

筆者の初めての新聞連載ものであるらしい。最後のあたりは、こんな感じで終わるのか！という感じだが、そこは連載ものの難しさだろう。

やはり読書家としては、山崎豊子さんの作品は定期的に読んでおきたいもの

これも！ドラマ化されると面白いと感じます。山崎先生の次回作を楽しみにしているのですが・・。そう！もう全作品読んでしまって・・でも、何回読んでも必ず感動させていただいています。

これについては、何時も同じように読むのが遅いので書けないでいます。

山崎豊子の作品も読み尽し、だんだん初期の作品になってきました。

最後は意外な展開でした。面白くて読書に没頭しました。 続きがありそうな終わり方で読者に想像させるのも深いです。

超大作も良いのですが、上下巻のこちらのようなのも面白い！この女性たち、どうなるの？？と引き込まれ、あっという間に読み終えました。

女も男も相手によって 運命を翻弄されるのですが あまりにもこのお嬢様だった式子の 変貌ぶりには 男の厭らしさと 女の弱さやお嬢育ちの故に世間知らずの 式子が振り回される様が 悲しくもあり面白くもある。

山崎豊子ファンの方は、是非読んでください。面白いです。

最初から最後まであっという間に読んでしまいました。最後はちょっと悲しい結末でしたが・・・。

この商品は満足できるもの。期待を裏切ることはない。

本を手にした時の期待感を裏切りませんね・・・

後半、一気に読み終えました。お嬢様育ちの式子も少しずつ貫禄が出てくる。最後は悲しい結末、でも後味は悪くない。

下巻は一気に読み終わりました。そんな結末かあ。と思ってい少々残念な感じでした。 もう少しひねって欲しかったな。