紅魔郷以降のストーリーとキャラを把握している人には結構面白い。
特に、花映塚との関連とか。ガマに喰われるとか三途の川幅とか自律人形とか。花映塚やる前に目を通しておきたい。
自力で各EDにたどり着ける人はさらにニヤニヤかと。月ロケットの話とか。
ところで、キャラ紹介でパチェはEDしか登場しない永夜抄も登場作品に入ってるのに、橙はEDどころか本編にも出てる(スペルカードとして)萃夢想が入ってないのは何故か。余人にはわからない基準があるんだろうか。
ZUNのゲーム論みたいなのも結構おもしろい。ゲームシステムとか世界観の話とか。まぁ、日記や、どっかのインタビューとかで見たような気がする内容ではありますが。
で、ストーリーとキャラを把握してない人にはなにがなんだか。
幻想郷とはどんなところかとかの説明ないし、中での各キャラの位置付けとかわかんない。いっそのこと、各ゲームに付属のテキストのまとめぐらいほしいところ。
キャラ同士の関連も全然・・・。コネ表記って重要。
妹紅のストーリーの焼き鳥も、エキストラまでたどり着かなきゃわけわかんないしハードル高すぎ。リプレイ拾ってくればへたくそでも見るだけならできるとはいえ。
特集記事覚書とかもうそっぱちでまとめられてるし。いや、ゲームやってる人にとってはかなりの笑い所なんですけどね。
結論
既に東方やってる人にはおすすめ。
東方はじめたばっかでガイドとなる設定集がほしい人にはおすすめできない。
東方を知らないでこの本を入門書にしようとする人には、混乱するだけかもしれないので今はむしろ見ないほうが・・・