クライマーやアルピニストの内容の漫画です。
舞台は3000m級の雪山。
無知や強引な登山者の、遭難や死の実態を描いています。
主人公の山岳救助ボランティアである、島崎三歩。
アメリカでの山岳技術経験があり、日本に戻り北アルプスで活躍している。
そんな遭難者や死者を、丁重に救出する主人公は、
それでも好きで山に来てくれた事に、「来てくれてありがとう。君の事は決して忘れないよ。」と感謝を述べる。
「岳みんなの山」からの単行本、「岳」。
危険と紙一重の美しい山の登山に、知識と体力の確実なステップアップをと語っている様に思えます。
山の怖さを知らなかったら、是非読んでみてもらいたい作品です。
島崎三歩の人生も、面白く描かれています。