乙一氏、と言ってしまいましたが、
17歳でデビュー、まだ32歳。
文章内の会話は現代風ですが、
どこか昭和の香りがする作家です。
「天帝妖狐」は良く出来た作品で、
最後思わずホロリ。
ホラー系だとどうしても
スプラッタに傾く
傾向がありますが、
もう一歩で踏みとどまる
抑制が効いています。
せつなく優しいホラー。
到着したその日に読み終えました。
同時購入した『平面いぬ』を
読んでいる最中ですが、
この作家の他の作品も
読みたくなって書店で
3冊購入、古書店で7冊
購入しました。
結構書いているんですね。
個人的には好きだな~、
この作風。